LINE公式アカウントの利用停止(BAN)について原因と考察

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LINE公式アカウント利用停止についての考察

LINE集客において注意を払わなければいけないものはLINE公式アカウントの利用停止処置です。
砕けた表現では『BANされる』とも呼ばれます。

LINE公式アカウントのBANは告知されることなく突然実施され、BANされた公式アカウントは友だち追加しているユーザーへメッセージの配信も出来ず、LINEアプリの検索上にも表示されなくなってしまいます。

また、利用停止処置を解除するのはとても困難です。

そのような事態を未然に防ぐため、本記事ではLINEがどのような判定基準で公式アカウントを利用停止するのか、検証、考察しています。
前提として、LINEは情報を公開していない為、配信実績などから推察した仮定であることはご了承ください。

公開されている判定基準

LINE公式アカウントが使用停止(凍結・強制解約)される理由は、主に LINE公式アカウント利用規約・LINE共通利用規約・LINE広告/メッセージ配信に関するガイドラインへの違反に基づいて判断されます。
上記規約内の禁止行為に該当する項目を要約すると、LINEは「ユーザーに不快感・不利益・誤認を与える行為」を強く禁止しています。

具体的な例は以下です。

・アダルト / 出会い系 / 風俗 / 性的表現
・ギャンブル / オンラインカジノ
・詐欺的表現(誇大広告 / 虚偽表示)
・違法行為を助長する内容
・医療 / 健康 / 投資での断定的表現(必ず治る / 必ず儲かる)

上記の内容を避ければ、BANの対象にはならないということですが、例えばファミリーレストランでグッズの抽選企画を告知する場合などは、見方によってはギャンブル扱いされてしまうのでは?
という疑問も残ります。

その場合の着眼点は「配信の仕方」になります。

では、配信内容だけではなく配信全体を見た場合、次に注意を払うべき点はどこか、配信量などの面からもリスクを探っていきましょう。

送信量とBANの関連

公式アカウントのメッセージ配信はどのくらいの量、回数が適切なのか?

こちらについてもLINEは明確な数値基準を提示していません。
ですが、配信量が多いことはBANのリスクを上昇させます。

特に注意すべきなのが「ユーザーの反応を考慮しない配信」です。

100通の配信をすると仮定し、以下の2種の配信をすると…

A:週に1回、ブロックされていない100人のユーザーにメッセージ配信
B:1日に10回、ブロックユーザーを含む10人のユーザーにメッセージ配信

BANのリスクが高いのは圧倒的に『B』です。

判定基準で示したように、LINEは公式アカウントがユーザーに対して不快感を抱かせない配信をしているか、を重視しています。
1日に複数回、ブロックをしているユーザーにも配信をしようとする行為は信頼性を大きく損ないます。

逆に文面に多少紛らわしい表現があったとしても、以下の様な配信ペースを守ることでも信頼性が上がり、BANのリスクを下げることが出来ます。

・配信量:一般的な情報発信は週1~2回、多くても1日1通
・配信先のブロック率:極力ブロックユーザーは配信対象から外す(ブロック率1%以上からが危険域)
・配信の時間帯:10時~21時くらいが適切

その他の要因

BANリスクとして上位を占めるのは、これまで記載した配信内容と方針です。
しかし、それ以外にもリスクとなりえる部分の見解を挙げておきます。

・公式アカウント名
規約上では「LINEまたは第三者になりすます行為の禁止」が明記されています。
その為、例えば「〇〇社 公式LINE」など、そのつもりがなくともLINEという企業名を入れることは推奨されません。
また、LINE公式アカウントは企業や会社の情報発信を使用目的としている為、第三者に関わらず、人物名はBANの対象になるリスクが高いです。

・アカウント発行時の業種選択
LINE公式アカウントは発行する際に使用用途として業種などを選択します。
そこで選択した業種と、実際に配信されるメッセージ内のキーワードに乖離がある場合、これもリスクを高めます。

・アカウントの発行元国籍
LINE配信におけるちょっとした裏ワザとして、配信メッセージの単価が安い海外で発行された公式アカウントを使用する、というものがあります。
しかしその場合、発行元の主要言語と実際に送信される言語が異なってしまいます。
ですが、弊社所有の検証環境で実験をしたところ、1日数通を繰り返し送信するだけではBANは行われなかった為、これについては大きな要因とは言えないかもしれません。

・開設してからの日数
例えば開設してから1週間の公式アカウントと1年前に作った公式アカウントはどちらがBANされやすいか?という疑問です。
結論から言うと、どちらも大きな違いがありません。
稼働していない(友だち追加や配信がない)アカウントについては、開設してからの期間で信頼性は上がりません。

・アカウントの友だち追加増加数
開設から1日で数百人の友だち追加が行われる公式アカウントはBANの対象となりえるか?という疑問です。
LINEは短時間での多量の友だち追加を禁止してはいない為、リスクは低いと言えます。
ただし、翌日その友だち追加をしたユーザーの半数が公式アカウントをブロックしたとすると、それは望まないユーザーに友だち追加を強制した可能性があるとなりリスクの増加になります。

認証済みアカウント

最後に、LINE公式アカウントにはLINEが実在する事業者・団体であることを確認した『認証済みアカウント』というものが存在し、以下の特徴があります。

・アカウント名の横に 青いバッジ
・LINEアプリ内検索結果に表示されやすくなる
・一部機能 / 広告で信頼性が上がる

申請においては、登記情報や事業者情報の明記されたHPの用意などハードルは高いですが、ユーザーコンフィデンスを上げる為には推奨されます。
規約違反に対する監視が緩くなるわけでも無く、BAN対策という主旨からは離れる内容なので申請方法などは割愛しますが、効果を期待する場合は申請をしても良いでしょう。

この記事を書いた人

餃子が大好きで基本的に週末は餃子の食べ歩きをしています。メールやSMSに関しては詳しくないですが、餃子のレピテーション、バウンスレート、フィルタリングに関しては自信あります。SPAM餃子に注意。

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