LINE友だち登録時に起こりがちな問題
集客のためにLINE公式アカウントのリンクを設置し、「友だち追加はコチラ!」のリンクをタップしたのに、LINEアプリが起動されない…
このような問題で困ったことはありませんか?
この記事ではLINEユーザーの皆様はもちろん、公式アカウントを運用される企業様に向けて、対処法を分かりやすく解説します。
簡単にチェックできるポイント
まずは端末の設定など、簡単にチェックできるところから確認してみましょう。
意外な見落としがあるかもしれません。
これらを確認したうえで、次の項目に進むことをおすすめします。
LINEアプリがインストールされているか
もちろんLINEアプリがインストールされていないと、起動することはできません。
端末の乗り換え等でお忘れの場合もあるかもしれないので、確認しましょう。
アプリのバージョンが最新か
LINEやブラウザアプリが古いバージョンだと、正常に動作しないことがあります。
アプリストアで検索し、アップデートがないか確認しましょう。
友だち登録URLが正しいか
公式アカウントの運営者様向けの確認事項です。
URLに欠損がないか、パラメータが正しく付与されているか等を確認しましょう。
シークレットモードになっていないか
ブラウザでシークレットモードを使用していると、LINEアプリの起動が上手くいかない場合があります。
端末の設定でLINEアプリの起動を制限していないか
端末によっては外部アプリの起動を制限できることがあります。
アプリ制限設定を確認してみましょう。
考えられる主な原因と対処法
簡単なチェックで解決しなかった場合、原因は少し複雑である可能性が高いです。
様々な原因が考えられるので、1つずつ確認していきましょう。
原因① 「WebView」による制限
メール・SNSなど多くのアプリでは、ウェブページをアプリ内で閲覧するための「WebView」という機能が利用されています。
例えばX(旧Twitter)で商品の広告URLをタップしたときに、SafariやChromeといったブラウザを経由せずにX内で商品ページを開くという動きは、WebViewによるものです。
この機能によって、1つのアプリで様々なページにアクセスすることができるので
ユーザーにとって便利といえます。その一方で、LINEなどの外部アプリへの遷移を制限してしまう可能性もあるので注意が必要です。
LINEアプリもこの機能に対応しているので、通常であれば友だち登録リンクにアクセスするとLINEアプリが起動します。
しかしアプリやブラウザが必ずしもこの機能を利用するとは限らず、WebViewの場合は特に機能を制限されるケースが多いです。
対処法:友だち登録リンクを別の方法で開く
リンクを長押しすると「LINEで開く」選択肢が表示されることがあります。
一度ここからLINEアプリを起動すると端末側に動作が記憶されるので、次回以降は同様のリンクをタップすれば自動的にLINEアプリが起動されるようになります。
端末はこの操作を自動で記憶し、以降の操作で同じ操作を実行する場合があるので、過去に友だち登録リンクをLINE以外で開いていた場合は、そちらが記憶されており、LINEで開かない場合があります。

友だち登録リンクを長押し

「”LINE”で開く」を選択
この方法で解消しない場合はリンクをコピーしてSafariやChrome等の別ブラウザで開き、LINEが起動されるか試してみましょう。
原因② リダイレクトによる影響
友だち登録リンクを踏むまでに広告・計測などで複数回のリダイレクトを挟むと、外部アプリの起動が制限されることがあります。
ブラウザやOSにはユーザーの意図しない動作を防ぐ仕組みが備わっているので、
リダイレクトが多い場合、この仕組みによって「ユーザーの意図しない動作だ」と判断され、外部アプリの起動など一部の動作が制限される可能性があります。
対処法:遷移経路を可能な限りシンプルにする
可能であれば友だち登録リンクには直接遷移させることが望ましいですが、リダイレクトを挟む場合は少ない回数に留めましょう。リダイレクトの回数が多いほど、LINEを正常に起動できないリスクが高まります。
また、JavaScriptによる自動リダイレクトではアプリ起動が制限されやすいので、可能な限り避けるようにしましょう。
原因③ HTTPS・証明書関連の影響
サーバ証明書や中間証明書が正しく構成されていない場合、一部のWebView環境では安全でない通信と判断され、ページの読み込みや遷移が制限されることがあります。その結果、LINEが正常に起動されない場合があります。
また、HTTPからHTTPSへのリダイレクトを含む遷移でも、経路によってはWebView環境において安全でないと判断される可能性があります。
対処法:証明書の設定を見直す
サーバ証明書や中間証明書に不備がないか確認しましょう。
あわせて、HTTPを介さず最初からHTTPSでアクセスさせる構成(完全HTTPS化)にすることで、リスクを低減できます。

